評価(2025年4月に来訪)
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博多駅から150m(🚶約2分)

土曜日のランチで伺いましたが、店内はかなり賑わっていました。
伺ったタイミングが良かったのか待ち時間はありませんでした。
フレンチと言うとドレスコードに気をつける必要がありますが、こちらのお店では特にドレスコードは定められていないようでした。
カジュアルな装いの方が大半でしたので、気軽に行きやすい雰囲気でした。

店内にはピアノとドラムが置いてありましたが、時間帯によっては生演奏を聴くことができるようです。
素敵な音楽を聴きながら、フレンチをいただけるのはとても贅沢ですね。
今回は相方とランチに伺いましたが、土日祝ランチ限定の「カジュアルコース」(3,280円)を注文しました。
コースのメインディッシュは4品から選べますが、そのうちの2品を注文する場合は+1,100円かかるようでした。
せっかくなので、今回は+1,100円のメインディッシュを注文することにしました。

カジュアルコースはワンドリンクオーダー制とのことで、「ウーロン茶」(420円)を注文しました。
コースによってはワンドリンクのオーダーが必要なようなので注意が必要です。

アミューズは「チーズクラッカー&クリームチーズ」。
塩味のあるチーズクラッカーに滑らかで甘いクリームチーズをつけていただきました。

バゲットにも先ほどのクリームチーズを付けていただきました。

前菜は「サーモンのマリネ」。
サーモンは程良く油が乗っていて、新鮮で美味しかったです。
スプラウトのピリッとした味がアクセントになっていました。

季節のスープは「セロリラブのスープ」。
セロリラブは根セロリのことで、ツンとしたセロリの味ではなく、優しいセロリの味がしました。
スープには、アーモンドやブラックペッパーが入っていました。

相方が頼んだメインディッシュは「オマールエビのヴァプール」。
ヴァプールとは蒸し料理のことだそうです。
オマールエビはプリプリした食感で、クリームソースに絡めるとより旨味が感じられました。
エビは生臭さがほとんどなく、ほのかに海の香りがしました。

私が頼んだメインディッシュは「牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ」。
ペリグーソースにはトリュフが入っていて、とても香ばしいソースでした。
牛フィレ肉はミディアムレアで噛み応えがあって最後まで口の中に残るので、主役は間違いなく牛フィレ肉でした。
フォアグラのソテーとポテトはスーッと口の中で溶けていきますが、一緒に食べることで味がマイルドになって美味しかったです。

デザートは「ラズベリーとフランボワーズのロールケーキ、いちごのアイスクリーム、カフェラテのプディング」。
ロールケーキは甘酸っぱく、いちごのアイスは甘く、カフェラテのプディングは口当たり滑らかでコーヒー牛乳のような味で楽しめました。
今回は+1,100円のメインディッシュにしましたが、3,000円弱でフレンチが食べられるのはコスパが高いと感じました。
ただカジュアルコース(メインディッシュのプラス料金+ワンドリンクの料金)の合計金額とスペシャルコース4,980円は金額的にあまり差はありませんので、魚と肉をどちらも食べたい方はスペシャルコースの方がよろしいかと思います。
総評
カジュアルな雰囲気の中で本格的なフレンチを楽しめるお店で、ドレスコード不要なのも魅力的です。
料理はどれも丁寧に仕上げられており、特に牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニは香り豊かなソースと相まって絶品でした。
価格以上の満足感があり、コスパ重視の方にもおすすめできるランチコースです。