2024/2/24 大原松露饅頭 唐津本店に相方と行ってきました。
また、2025/3/15にも相方と再訪しました。

大原老舗の創業は1850年で、「時代に左右されない美味しさ」という言葉を忠実に、味わいを守り続けてきた老舗のメーカーです。
大原老舗の有名は和菓子と言えば、松露饅頭です。
唐津は古くから大陸との交易で栄え、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に焼饅頭の文化が伝わりました。
江戸後期、阿わび屋の惣兵衛氏が焼饅頭を改良して藩主に献上したところ、松の根元に生える「松露」というキノコに似ていることから「松露饅頭」と名付けられたそうです。
こしあんをカステラ生地で包み、銅板で一つ一つ丁寧に焼き上げるのが特徴です。
手作りならではの優しい甘さと風雅な趣が魅力の松露饅頭は、今も多くの人に愛されています。
所在地:〒847-0047 佐賀県唐津市本町1513−17
唐津駅から550m(🚶約7分)
営業時間:9時00分~19時00分

御菓印もゲットしてきました。
紋章の家の屋根は松をイメージされたものでしょうか。
「元祖阿わび屋」と記載されているのも歴史を感じますね。

2024/2/24に訪れた際は、左上から「颯々」「太閤松」「雪中紅梅」「まつら」「松露路」「松露饅頭」「なごみ」を購入しました。
「颯々」は、大納言の粒餡を小豆しぐれで巻き上げたお菓子。
小豆の食感が感じられるので、小豆好きには是非食べて欲しい一品です。
「太閤松」は、大納言を練り上げた粒餡にきめ細かい落雁粉をまぶしたお菓子。
食感はまさに落雁を食べているかのような感じでした。
「まつら」は、白小豆と白インゲンを練り上げて固めたお菓子。
白い小豆の芳醇な香りを感じられました。
「松露路」は、こし餡に白小豆を加えて練り上げて固めたお菓子。
優しい甘みがじんわりと広がってきました。

2025/3/15に再訪した際は、左上から「あわせ最中」「ダックワーズ」「松露饅頭」「プリン」を購入しました。

「あわせ最中」は、最中と餡子が別々の袋に入っており、自宅で作りたてのサクサクの最中が楽しめるお菓子です。
餡子の甘さは控えめで、最中はもち米の香りがして美味しかったです。(もち米の香りは、永谷園のお茶漬けの素に入っているあられの味です。)

「ダックワーズ」は、くるみの風味があるメレンゲを使った焼き菓子です。
中にシナモンソースが入っていましたが、あまり印象には残りませんでした。

「松露饅頭」は、あっさりした味のこし餡に薄いカステラ生地が包んであり、昔ながらの素朴なおいしさが感じられました。
実際にちぎって見てみると、カステラ生地は薄くて、ほぼこし餡であることが分かります。

「バニラプリン」「きなこプリン」も購入しました。
「バニラプリン」は普通のプリンでしたが、「きなこプリン」はきな粉がたっぷり入っていて舌触りがざらざらしていて面白かったです。