2023/6/7 榮太樓總本鋪 日本橋本店に行ってきました。
榮太樓總本鋪の創業は、1818年(文政元年)。
埼玉県飯能市の菓子商・細田徳兵衛氏が、孫の安太郎氏・安五郎氏とともに江戸・九段坂に出府し、和菓子店「井筒屋」を創業しました。
後に曾孫で3代目となる細田安兵衛氏(幼名:栄太郎)が、日本橋の屋台で焼いた「金鍔(きんつば)」が評判となり、「大きくて甘くて美味しい」と江戸中で人気になったそうです。
彼の気前の良さや人柄も愛されており、金鍔は川柳や流行歌にも詠まれるほどの名物になりました。
そして1857年(安政4年)、日本橋西河岸町(現在の栄太楼ビルの場所)に独立店舗を構え、屋号を「榮太樓」と改めたとのことです。
所在地:〒103-0027 東京都中央区日本橋1丁目2−5
日本橋駅から170m(🚶約2分)
営業時間:10時00分~17時00分
定休日:日曜日・祝日

御菓印もゲットしてきました。
一番上は日本橋、中央は金鍔と榮太樓飴、下は松になっています。
榮太樓總本鋪を表すデザインが盛り込まれており、楽しい御菓印だと感じます。

左上から「日本橋どらやき」「金鍔」「日本橋まんじゅう」「ひとくち水羊羹」「榮太樓飴」です。
「金鍔」は1857年の日本橋出店当初から販売されていたとのことで、歴史を感じました。
昔ながらの手包み製法で作られており、薄皮にはごま油の風味があり、とても上品な餡が癖になる一品でした。
「榮太樓飴」はいろんな味がありましたが、紅茶飴を購入しました。
今もなお江戸の製法を守り続けており、ザラメとさつま芋から作られた水飴を高熱で加熱して飴を煮詰め、職人の方がタイミングを見計らって鍋からおろしているとのことです。
天然紅茶葉の風味が優しく、どこか懐かしい甘さを感じました。
「日本橋どらやき」「日本橋まんじゅう」「ひとくち水羊羹」どれも美味しく、ぺろっと食べてしまいました。