ゲイの僕が死ぬまでにやりたいこと

清月堂 本店

2023/11/18 清月堂 本店に行ってきました。

清月堂の創業は、1907年(明治40年)。
屋号の由来は、創業地周辺に多くの橋があり、水面に映る月が美しかったことから「清月堂」と命名されたとのことです。
初代の水原嘉兵衛氏は、井戸水を使った水羊羹と葛桜を売り出し、清月堂は大評判になったそうです。

また、初代から代々受け継がれている心得の一つに、「先代に甘えず、自分のお菓子を持つこと」という心得があります。
清月堂の現在の看板商品「おとし文」は受け継がれた心得より、3代目の正一朗氏が創作したそうです。

昔から受け継がれている和菓子の良さもありますが、時代と共に求められる和菓子も変化してきています。
代が変わっても創作を続けていくことで、今後の和菓子の発展にも繋がっていくと思いますし、とても素敵な心得だと感じました。

  

所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目16−15
新橋駅から700m(🚶約11分)

営業時間:平日9時30分~19時00分、土曜祝日10時00分〜17時00分
定休日:日曜日

  

御菓印もゲットしてきました。
屋号の由来でもある「橋の水面に映る月」が描かれています。
お店の藍色の暖簾にも同じマークが入っていました。

左上から「寿々栗」「あずま銀座」「あいさつ最中」「おとし文」「夕やけ」「ごまもち」です。

「寿々栗」は、渋皮付きの栗を蜜漬けにして乾かした銀座限定のお菓子。
旬の栗を丸々1個食べられる贅沢な一品でした。

「あずま銀座」は、皮を取り除いて炊いた小豆餡に大納言小豆を散りばめたお菓子。
餡そのものを味わうことができ、シンプルだけど名店のこだわりを感じる一品でした。

「あいさつ最中」は、大納言小豆の餡をハート型の最中で包んだお菓子。
餡はあっさりとした上品な甘さで、香ばしい最中と相性抜群でした。

「おとし文」は、黄身餡をこし餡で包んで蒸し上げたお菓子。
上品な甘さで、ほろほろとした口溶けが癖になります。

「夕やけ」は、刻み栗が入った黄身餡をバター生地で包んだ焼き菓子。
バターの風味が優しく、素材の味が生きていて、ホッとする味わいでした。

「ごまもち」は、ペースト状の黒ごまを煉り込んだごま餡を餅で包んだお菓子。
ごまがクリーミーで餅の食感と調和しており、優しくてまるい味がしました。

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