店舗は水色のカラーリングが目を惹く西洋風なオシャレな外観でした。
北島さんの企業理念は「このお菓子を召し上がる方が幸せであられますように」。
お菓子作りには「人と人との心を結ぶ架け橋となるように」という想いも込められているそうです。
創業はなんと元禄9年(1696年)。
もともとは数珠屋さんだったそうですが、江戸から明治に時代が移るころ、南蛮菓子の製法を学んでお菓子作りを始めたそうです。
伝統銘菓「丸芳露(まるぼうろ)」は、小麦粉・卵・砂糖などシンプルな材料を使って職人さんが一つ一つ手作りしており、その甘くてやさしい味わいが多くの人々に長く愛されています。
また、丸芳露作りで磨かれた生地作りの技術は洋菓子にも生かされているようで、お店では洋菓子も販売されていました。
所在地:〒840-0826 佐賀県佐賀市白山2丁目2−5
佐賀駅から1.1km(約5分、
約16分)
営業時間:9時30分 〜 17時30分
御菓印もゲットしてきました。
丸芳露の柄が可愛らしく、気に入っている御菓印の一つです。
左から「こぼうろ」「ごまぼうろ」「マドレーヌ」「丸芳露」「フルーツ更紗」「花ぼうろ」です。
「こぼうろ」は、一口サイズの可愛らしいお菓子で、バターやアーモンドの風味と口溶けの良さが特徴です。
「ごまぼうろ」は、ボーロ生地にすりごまが入っているお菓子で、サクサクの生地とごまの香ばしさが癖になる一品でした。
「マドレーヌ」は、ラム酒で香りづけされた生地に胡桃が入っていました。
くどくないので何個でもいただけるマドレーヌだと感じました。
「丸芳露」は、しっとりとした食感で優しい甘みがじんわり広がってくるような素朴な味わいでした。
「フルーツ更紗」は、世界的に有名なコニャックのジャンフィーユを使ったフルーツケーキとのことです。
生地はしっとりしていて、レーズンの甘酸っぱさとコニャックの香りがとても上品でした。
「花ぼうろ」は、丸芳露2つの中に杏(あんず)ジャムが入っていました。
ジャムの上品な甘さと丸芳露の素朴な甘さがマッチしており、とても美味しかったです。